雇用主はHSAへの拠出金を出資できますか?
健康貯蓄口座(HSA)を開設すると、税引き前の資金を医薬品や眼鏡、診療費など、保険でカバーされない正当な医療費に使えます。近年、多くの企業がコスト削減と従業員の柔軟性向上を目的に、この制度を導入しています。中には、年間のHSA拠出金の一部または全額を企業が負担するケースもあります。
対象となるプラン
HSAを開設するには、まず「高額自己負担型健康保険(HDHP)」という条件を満たす健康保険に加入している必要があります。すべての保険が対象になるわけではないため、雇用主や保険ブローカーに確認しましょう。雇用主がHDHPを提供している場合、従業員に代わってHSAに資金を積み立てることが可能です。企業が拠出金を出すかどうかは任意ですが、拠出があると従業員が低コストのHDHPを選びやすくなります。
雇用主からの拠出金
企業がHSAに拠出する金額は会社ごとに異なります。全額を上限まで拠出する企業もあれば、一部だけ拠出し残りは従業員自身が負担する企業もあります。拠出額は、従業員が自分で追加できる金額に直接影響するため、事前に確認しておくことが重要です。
給与天引きによる拠出
雇用主が全額を拠出しない場合、給与天引きで追加拠出が可能です。給与天引きは401(k)拠出と同様に、税引き前の給与から差し引かれるため、課税所得が減少し、連邦税の負担軽減や還付額の増加につながります。拠出はIRSが定めた上限額を超えない範囲で、従業員が自由に金額を設定できます。
拠出上限額
IRSは毎年拠出上限を定めており、2011年の上限は次のとおりです。
- 個人プラン:最大3,050ドル
- 家族プラン:最大6,150ドル
- 55歳以上の追加拠出:個人プランは1,000ドル、家族プランは1,000ドル(合計4,050ドル/7,150ドル)
この上限は従業員と雇用主の拠出額を合わせた総額に適用されます。雇用主が拠出する場合は、総額が上限を超えないように注意が必要です。
