個人健康保険における補償拒否の実態
個人健康保険を購入する際に最もフラストレーションを感じる点は、最も必要としている人が保険に加入できないことです。既往症や過去の保険拒否歴が原因で、保険未加入になるか、保険料が高額で手が出ない状況に追い込まれます。
既往症(Pre‑Existing Conditions)
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保険会社が補償を拒否する最も一般的な理由は既往症です。「既往症」の定義は曖昧で、過去に診断を受けた、または治療を受けた状態を指します。そのため、にきびからがんまで、また高血圧、糖尿病、妊娠といった一般的な状態も既往症に含まれます。
統計
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既往症が原因で保険加入が拒否される率は驚くべき高さです。米国エネルギー・商務委員会(2010年)の報告によると、米国の大手営利保険会社4社は近年、申請者の拒否を増やしています。2007年から2009年の間に、60万人が既往症で保険加入を拒否され、2009年には申請者の7人に1人が保険を断られました。
保険料による拒否
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単に加入を断るだけでなく、保険料や自己負担額を極端に高く設定することで実質的に加入を不可能にするケースもあります。高額な初期保険料、巨額の免責額、処方薬のカバーなし、診療回数の制限などにより、既往症や年齢・生活習慣で利用リスクが高いと見なされる人々の補償が事実上拒否されます。
特定の病状に対する補償拒否
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既往症があっても保険料が払える人は、既往症がカバーされないことを承知の上で保険に加入します。保険会社は「既往症は除外」と明記したプランを提供し、その他の病状はカバーします。除外される範囲は、既往症に関する日常診療、診断に必要な検査、処方薬まで含まれます。
