メディケア加入者はCOBRAに加入できるのか?

メディケアに加入した後、連邦の健康保険が提供する医療給付だけでは不十分と感じる人が多くいます。退職や転職を機に、会社の団体健康保険の給付を引き続き受けたい場合、COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)という連邦法に基づき、退職者に保険継続の選択肢が提供されます。

COBRAとメディケアの違い

COBRAは、雇用主が退職者や離職者に対して、在職中と同じ団体健康保険の給付を一定期間(最低18か月)継続できる制度です。保険期間はプランによってはそれ以上延長できることもあります。一方、メディケアは給与税で資金を拠出し、65歳以上、または一定の障害を持つ65歳未満の人、腎不全患者などに対して病院・医療・処方薬の給付を行う連邦保険です。

給付の相互補完

COBRAで受けられる給付は、入院・外来診療、医師診療、手術、処方薬、歯科・視覚ケアなど、在職中と同様です。メディケアと重複する部分もありますが、COBRAを継続することで医師や医療機関へのアクセスを保てます。また、歯科や眼科の受診など、メディケアがカバーしない給付もCOBRAで受けられる場合があります。COBRAを選択した際、一部の給付だけを継続し、他を辞退できるプランもあります。

費用面の比較

在職中は雇用主が保険料の一部を負担していましたが、COBRA加入者は保険料全額を自己負担します。雇用主が保険会社と交渉したレートによっては、個人市場で新たに保険を購入するよりも安くなることがあります。メディケアの保険料は所得に応じて決まり、給与税で長年支払ってきた分は病院費用の自己負担が無料になるケースがあります。

給付の調整(保険の二重加入)

複数の保険に加入している場合、どちらが主たる支払者になるかを把握することが重要です。65歳でメディケアに加入している場合、メディケアが第一の支払者となり、COBRAの団体保険は第二の支払者となります。個々の状況により異なるため、団体保険の管理者やメディケアのアドバイザーに相談し、自己負担額やデデクタブル、コペイ額、加入手続きの期限などを確認すると良いでしょう。

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