メディケイド(米国医療扶助)ガイドラインの概要

メディケイドは州と連邦が共同で運営する医療扶助プログラムで、1965年に創設されました。各州にはメディケイドを規制・運営・申請審査を行う機関があり、州ごとに細部は異なりますが、連邦政府が定める最低基準をすべての州が守る必要があります。

必須適格要件

  • 連邦法に基づき、州は連邦支援の所得維持給付を受給している人にメディケイドを提供しなければなりません。2010年時点の主な対象は次のとおりです。
    • 補足保障所得(SSI)受給者
    • 子どもがいる低所得世帯(州の要件を満たす)
    • 養子縁組支援や里親制度の受給者
    • 特定のメディケア受給者
    • メディケイド対象母親が出産した乳児(出生後1年間)
    • 6歳未満の子ども
    • 世帯収入が連邦貧困ラインの133%以下の妊婦

任意適格要件

  • 連邦法は州に対し「カテゴリ的に必要」な集団に対してメディケイドを提供するオプションを認めています。州が承認した対象には連邦のマッチング資金が支給されます。主な対象は以下です。
    • 低所得の子ども(対象児童)
    • 資源と収入が限られた施設入所者
    • 州の補助金を受給している人
    • 高齢者、障害者、盲目者(収入が貧困ライン以下)
    • 扶養家族支援(AFDC)プログラムの資源・収入基準を満たす21歳未満の子ども(2010年時点)
    • 乳がん・子宮頸がん早期検診プログラムで検診・診断を受けた低所得の無保険女性で、治療が必要な場合

配偶者貧困防止(Spousal Impoverishment)

  • メディケイドは配偶者が貧困に陥るのを防ぐための規定を設けています。主に長期介護施設や医療機関への入所が必要なケースで適用され、患者が30日以上入所していることが条件です。 eligibility は夫婦の合算可能資産で判断され、所有者に関わらず計算されます。計算対象外となる資産は住宅、生活用品、埋葬費用、1台の自動車です。各州は「保護資産額(Protective Resource Amount)」を定め、合算可能資産がこの額を下回る場合にメディケイドの支援が受けられます。

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