健康貯蓄口座(HSA)の対象者は?
健康貯蓄口座(HSA)は、低保険料の高額自己負担医療保険(HDHP)と連動した貯蓄口座です。拠出金は税控除され、医療費に使う限り非課税で引き出せます。HSAを利用できるのは、IRSの定める条件を満たす人に限られます。
年齢と健康状態
65歳未満であることが必要です。65歳になると、政府が提供するメディケアの対象となり、HSAの資格はなくなります。また、加入しているHDHPが保険会社の健康要件を満たす必要があります。
高額自己負担医療保険(HDHP)の要件
IRSが定めた最低自己負担額を満たす必要があります。2021年の例では、個人の場合最低自己負担額は1,200ドル、家族の場合は2,400ドルです。また、年間の自己負担上限は個人で5,950ドル、家族で11,900ドルまでとされています。
他の医療保険がないこと
会社の団体保険など、主要な医療保険に加入しているとHSAの対象外です。ただし、医師の診療費のみを一定額支払う限定的なプラン(例:限定給付プラン)であれば、HSAの資格を得られる場合があります。
扶養家族でないこと
他人の扶養家族として申告されている場合は、HSAの対象になりません。たとえば、親が扶養控除を受けている大学生は、親が扶養している限りHSAを開設できません。
