健康保険が拒否される理由
米国では多くの人が職場の団体保険で健康保険を取得していますが、個人事業主や保険加入資格がまだない方、雇用主が保険を提供しない場合は、自分で保険を探す必要があります。個人で健康保険に加入するのは費用が高く、条件によっては加入が拒否されることがあります。特に、医療リスクが高いと見なされる疾患や状態があると、保険会社はカバーを拒否したり、保険料を大幅に上げたりします。
がん
がんと診断され、治療中の方は、将来の治療費が高額になる可能性があるため、保険加入が拒否されることが多いです。たとえ加入が認められた場合でも、保険会社は支払い時に申請内容の不備を探し、契約を解除するケースがあります。
重度の精神疾患
双極性障害、重度うつ病、統合失調症などの重度精神疾患を持つ人は、長期にわたる治療費や入院が必要になるため、保険加入が難しくなります。
AIDS(エイズ)
AIDS患者や高リスク職種の方は、継続的な医療監視や高価な薬剤、頻繁な入院が必要になるため、保険会社がカバーを嫌がります。加入できても新薬の適用が制限されることがあります。
臓器移植歴
過去に臓器移植を受けた人は、移植関連の合併症リスクや免疫抑制薬の高額費用が問題となり、個人保険の加入が極めて難しくなります。「実験的」治療とみなされ、薬剤費のカバーが拒否されることもあります。
腎不全・透析
腎不全で透析が必要な患者は、治療費が高額であり、将来の腎移植リスクもあるため、民間保険の加入がほぼ不可能です。
その他の拒否理由
インスリン依存型糖尿病、嚢胞性線維症、多発性硬化症、心臓病、全身性エリテマトーデス、睡眠時無呼吸症候群など、継続的な医療が必要な疾患は保険加入が拒否されたり、保険料が大幅に上がったりします。花粉症や逆流性食道炎、帝王切開、家庭内暴力の被害者でさえも、保険会社が加入を拒否するケースがあります。
