COBRA(健康保険継続制度)への連絡手順
COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act、統合予算調整法)は、1986年に米国議会で可決された法律です。この法律により、従業員数20人以上の事業所で働く従業員、退職者、配偶者、元配偶者、扶養家族は、退職や解雇(重大な不正行為を除く)後最長18か月間、健康保険を継続できる権利が与えられます。離婚、労働時間の短縮、死亡などの資格喪失事由でもCOBRAの適用が必要になることがあります。保険料は自己負担となり、最大で医療費の102%まで支払う必要がありますが、保険が切れる期間が生じる場合は、早めに手続きを検討することが重要です。
COBRA加入手続きの流れ
- 健康保険プランの管理者に連絡
雇用主は、退職または資格喪失から30日以内に、従業員が加入していた健康保険プランの管理者へ通知する義務があります。管理者はその後14日以内にCOBRA加入に関する選択通知書を送付し、従業員は通知を受け取ってから60日以内に加入の可否を決定します。このスケジュールが守られない場合は、保険証裏面に記載された電話番号へ問い合わせ、保険内容や費用について確認してください。 - 雇用主の人事部門に問い合わせ
雇用主がCOBRAの手続きを正しく行っていない、あるいは不明点がある場合は、人事部門に連絡しましょう。担当者は保険プラン管理者への直接連絡先を教えてくれることがあります。 - 米国労働省(U.S. Department of Labor)へ連絡
COBRAの通知義務や開示要件について質問がある場合は、米国労働省のEmployee Benefits Security Administration(雇用者給付セキュリティ局)へ問い合わせます。住所は以下です。
U.S. Department of Labor, Employee Benefits Security Administration, Division of Technical Assistance and Inquiries, Washington, DC 20210 - メディケア(Medicare)へ問い合わせ
ご本人または配偶者がメディケアに加入する予定、または既に加入している場合、COBRA保険への影響について確認したいことがあります。その際は以下に連絡してください。
Center for Medicare and Medicaid Services, 7500 Security Blvd, Mail Stop C1-22-06, Baltimore, MD 21244-1850
電話: 1-877-267-2323(内線 61565)
以上の手順を踏むことで、COBRA保険の継続手続きをスムーズに進められます。
