メプロバメート(Meprobamate)の副作用とは

メプロバメートは不安や落ち着きのなさを改善する処方薬です。日常的な心配事や緊張に対しては効果がなく、原因が特定できない持続的な不安を抱える患者に使用されます。全般性不安障害の治療に有効ですが、患者によっては副作用のリスクがあります。

神経系

  • 最も一般的な副作用は、ふらつきや不器用さ、眠気といった神経症状です。めまい、構音障害、頭痛、めまい、脱力感、四肢のしびれ、興奮状態なども報告されています。反射が鈍くなる可能性があるため、運転や重機の操作は注意が必要です。

消化器系

  • 胃腸への影響として、吐き気、嘔吐、下痢が起こることがあります。これらは服用開始直後に現れやすく、体が薬に慣れるにつれて軽減することが多いとされています。

心血管系

  • 心拍数の増加や減少、不整脈、動悸が生じることがあります。また、血圧が低下し失神に至るケースも報告されており、稀に生命を脅かすほどの低血圧になることがあります。

過敏症(アレルギー)

  • 稀にアレルギー反応が起こり、軽度の皮疹やじんま疹から、アナフィラキシーショックといった重篤な症状まで現れます。スティーブンス・ジョンソン症候群などの致命的な皮膚反応も報告されています。発疹、呼吸困難、胸痛、顔や四肢の腫れなどが現れた場合は緊急医療を受けてください。

血液系

  • まれに赤血球減少(再生不良性貧血)や白血球減少(顆粒球減少症)を引き起こすことがあります。重症例では致命的になることも報告されています。

依存性・離脱症状

  • 長期間使用すると依存が形成され、急に服用を中止した場合に離脱症状が出ます。混乱、痙攣、幻覚、筋肉のけいれん、吐き気、嘔吐、不安、悪夢、震え、不眠などが報告されています。

胎児への影響(先天性異常)

  • 妊娠初期(最初の3か月)に使用すると、胎児に先天性奇形を引き起こす可能性があります。そのため、妊娠可能年齢の女性には処方前に妊娠検査が行われることがあります。

不安障害 - 関連記事