シンバルタ(デュロキセチン)とセレクサ(シタロプラム)の比較

シンバルタ(デュロキセチン)とセレクサ(シタロプラム)は、米国食品医薬品局(FDA)に承認された全般性不安障害やうつ病の治療薬です。シンバルタは糖尿病性神経痛や線維筋痛症にも適応があります。

作用機序

  • シンバルタは選択的セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)に分類され、脳内のセロトニンとノルエピネフリンのバランスを調整すると考えられています。
  • セレクサは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、主にセロトニンの濃度を高めますが、ノルエピネフリンにはほとんど影響しません。

投与量

  • セレクサは通常20 mgから開始し、最大60 mg/日まで増量します。
  • シンバルタは1日40 mg(20 mgを1日2回)から開始し、最大60 mg/日まで増量します。調整が必要な場合は30 mg/日から徐々に増やすことがあります。

共通の副作用

  • FDAのブラックボックス警告として、小児・思春期における自殺念慮リスクが掲げられています。
  • 吐き気、食欲不振、睡眠障害、発熱、頭痛、振戦、めまい、口渇、性欲低下などが共通して報告されています。

シンバルタの副作用

  • 腹痛、食欲不振、尿の色が濃くなる、便が土色になる、皮膚や眼球の黄疸、排尿困難、出血傾向、鼻血、筋肉のこわばり、嘔吐、下痢、発汗、反射過剰、集中力低下、記憶障害、混乱、幻覚、脱力、失調、失神、けいれん、呼吸抑制など多岐にわたります。
  • まれに眠気、めまい感、便秘、膨満感、関節・筋肉痛、体重変化が見られます。

セレクサの副作用

  • 多汗、下痢、消化不良、嗜眠、不安、興奮、月経痛、あくび、勃起障害、上気道感染、鼻炎、鼻副鼻腔炎、倦怠感、低血圧などが報告されています。

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