双極性障害の兆候と診断ポイント
NAMI(全米精神保健協会)や米国国立精神衛生研究所によると、双極性障害は1000万人以上が罹患しており、男女ともに同じ割合で影響を受けます。双極性障害は不安障害や統合失調症と併存することもあります。
気分の変動(ムードスイング)
双極性障害は、気分やエネルギーが極端に変化することが特徴です。躁状態(ハイエネルギー)や軽躁状態(やや高エネルギー)、うつ状態(低エネルギー)が交互に現れ、理由がなく見えるほど急に変わります。
食欲の変化
躁状態のときは食欲が減少し、ほとんど食べないことがあります。逆にうつ状態では過食になることも、逆に食欲が全くなくなることもあります。
睡眠パターンの変化
躁状態の人はエネルギーが高いため、ほとんど眠らずに数日間起き続けることがあります。うつ状態の人は過眠になるか、逆に不眠となりベッドから起き上がる気力がなくなることがあります。
態度・考え方の変化
双極性障害の人は、ある出来事に対して急に考え方が変わります。たとえば、旅行にワクワクしていたのが、すぐに不安になって行きたくなくなるといった具合です。
診断
診断は精神科医が行います。医師は詳しい精神状態の評価や、患者の気分・行動に関する質問を通じて双極性障害かどうかを判断します。
双極性障害のタイプ
主に2つのタイプがあります。双極性Ⅰ型は躁状態とうつ状態の両方が現れます。双極性Ⅱ型は躁状態の代わりに軽躁状態があり、うつ状態と交互に現れます。さらに、統合失調症と双極性障害が混ざった統合失調感情障害という稀なタイプもあります。
