双極性障害の発症と症状
双極性障害(躁うつ病)は、気分、エネルギー、行動が極端に変動する脳の障害です。患者は、躁状態と抑うつ状態を行き来し、その変動は「エピソード」と呼ばれます。
急速な発症
躁うつエピソードは数時間で急速に現れることがあります。
躁エピソードの始まり
躁エピソードの初期には、身体的・精神的な活動が急激に増加します。エネルギーが溢れ、早口で話し、注意散漫になり、睡眠がほとんど必要ありません。気分が異常に高揚し、過度の自信を示すことがあります。
抑うつエピソードの始まり
抑うつエピソードは気分と活動が急激に低下します。悲しみや不安、絶望感が支配し、無気力感が現れます。以前楽しんでいたことへの興味が失われ、場合によっては自殺念慮や自殺企図が見られます。
精神病性症状の出現
躁または抑うつエピソード中に、幻覚(実在しないものを見る・聞く)や妄想(根拠のない強固な信念)といった精神病性症状が現れることがあります。
発症年齢
双極性障害の症状は思春期後期から成人初期にかけて現れることが多く、思春期の若者では一般的な気分変動と混同されがちです。
