障害評価で用いられる心理検査
障害の有無を判断する際、心理評価はサービス利用資格を決める重要なプロセスです。一般的に、知能、記憶、学力、情緒状態を測定するテストが含まれます。検査官の教育や資格により多少の違いはありますが、共通のテストバッテリーが使用されています。
知能
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標準的な心理バッテリーで最もよく使用されるIQテストは、スタンフォード=ビネー検査とウェクスラー系列のテストです。障害評価では、実施が容易でIQを言語・視覚・全体に分けて評価できるウェクスラー成人知能検査第3版(WAIS‑III)が主に用いられます。これにより、全尺度IQ、言語性IQ、視覚性IQが得られ、復職判断の材料となります。
記憶
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記憶検査も障害評価の重要項目です。ウェクスラーが開発したウェクスラー記憶尺度(WMS)は、視覚記憶・言語記憶・作業記憶(短期記憶)を測定します。その他、レイ聴覚語学習テスト(RAVLT)や簡易視覚記憶テスト(BVMT)も広く利用されています。
学力
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学力の評価は、受検者の読解、綴り、計算能力を把握するために行われます。代表的なツールはワイドレンジ達成テスト(WRAT)で、語彙読み取り、基本的なスペリング、簡易的な数的操作の成績を速やかに取得し、学年相当と標準得点を示します。
情緒状態
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情緒面の評価には、自己報告式のミネソタ多項目人格検査第2版(MMPI‑2)が最も一般的です。MMPI‑2は人格特性や心理的安定性を多角的に測定し、10,000件以上の文献で引用されるほど広く使用されています。これにより、包括的な心理バッテリーの基礎が形成されます。
