リチウムと熱中症の関係
リチウムとは
米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、リチウムは1970年代にFDAが承認した気分安定薬です。リチウム炭酸塩は塩の一種で、カプセル、錠剤、液体の形で服用できます。
双極性障害(躁うつ病)
双極性障害は、躁状態と抑うつ状態が激しく交代する精神疾患です。NARSAD(脳と行動研究基金)によれば、米国では18歳以上で570万人以上が罹患しています。リチウムは特に躁エピソードの治療に頻繁に用いられます。
リチウムの副作用
NIMHが指摘する主な副作用は、落ち着かない感覚、口渇、膨満感や消化不良、眠気、めまい、にきびなどです。また、血中リチウム濃度や腎・甲状腺機能を確認するために、定期的な血液検査が必要です。
熱中症とリチウム
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、熱中症は熱中毒の軽度形で、過度の水分・塩分喪失が原因です。リチウムは脱水を招くことがあり、熱中症の症状を悪化させる可能性があります。リチウム自体が熱中症を直接引き起こすわけではありませんが、脱水リスクを高めます。
予防策
オンラインメンタルヘルスコミュニティ「Healthy Place」は、リチウム投与開始期に特に、バランスの取れた食事と「1日2500〜3000 ml」の十分な水分摂取が重要だと述べています。リチウム治療中は医師の指示に従い、定期的に血液検査を受け、こまめに水分補給を行いましょう。
