高血圧薬(プラゾシン)でPTSDを治療する方法
外傷後ストレス障害(PTSD)は、感情の麻痺や現実感の歪み、記憶障害、不眠や悪夢、さらには戦闘や重大事故などのストレスフルな出来事を何度も再体験する症状が特徴です。一般的には心理療法と抗うつ薬・抗不安薬・抗精神病薬の組み合わせで治療しますが、近年は高血圧や前立腺肥大の治療に用いられるプラゾシンがPTSDの症状緩和に有効であることが報告されています。
必要なもの
- インターネットに接続できるパソコン
- ノートとペン
- 医師
- 精神科医
- 処方箋
- 薬剤師
- 患者向け教育資料
- プラゾシン
手順
-
自分がPTSDの可能性があると感じたら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。医師は精神科医への紹介を行い、診断と最適な治療方針を決定します。診断が確定したら、プラゾシンについて具体的に質問し、薬の情報をインターネットで調べておくと良いでしょう。
-
プラゾシンはα遮断薬(アドレナリン受容体拮抗薬)に分類され、血管を拡張して血流を改善します。オレゴン健康科学大学の研究によれば、プラゾシンはストレスで増加する糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)の作用を抑制し、脳内の神経細胞へのダメージを防ぐ可能性があります。血圧が正常でも、PTSDの症状緩和に役立つことがあります。
-
プラゾシンの処方を受けたら、現在服用中の薬や過去・将来の手術、妊娠・授乳の有無を医師に伝えましょう。また、薬剤師に相互作用について確認し、添付文書の注意点や副作用を必ず読んでおくことが重要です。治療開始初期は変化を記録するために日誌をつけると便利です。
-
プラゾシンは経口カプセル剤です。医師は低用量から開始し、徐々に増量します。服用は指示通りに行い、眠気が出ることがあるため就寝前に服用し、服用後24時間は運転や機械操作など危険な作業を避けてください。服用を忘れた場合は、次回の服用時間まで待ち、二回分を一度に飲まないようにしましょう。症状が改善しても、医師の指示があるまで継続してください。
-
副作用として、倦怠感、頭痛、吐き気、脱力感が続く場合は医師に相談してください。重篤な症状(じんましんや発疹、かゆみ、呼吸困難、胸痛、頻脈・不整脈、持続的な陰茎勃起(陰茎勃起症))が現れた場合は直ちに医師の診察を受ける必要があります。
