昼間型うつ病(朝がつらく日中に改善するうつ)の原因とは

概要

昼間型うつ病(昼間に症状が軽減するうつ病)は、朝に極度の抑うつ感が現れ、日中に徐々に改善する特徴があります。うつ病全体の症状が完全に消えるわけではなく、あくまで症状の強さが低下します。

原因

主に体内時計(サーカディアンリズム)の乱れが関与しています。すべての生理機能は約24時間周期で変化しますが、昼間型うつ病の人はこのリズムがずれていると考えられます。

症状の時間的変化

オーストラリア・メルボルン大学の精神科教授マイケル・バークによれば、「朝のうつ症状が最も重く、日が進むにつれて改善する」とされています。このリズムは特にメランコリックうつのパターンで顕著です。

ホルモンの関与

メラトニンとコルチゾールというホルモンの分泌リズムが乱れることが指摘されています。これらは光刺激に影響され、睡眠パターンや覚醒状態を調整します。

留意点

昼間型うつ病の患者は季節性情動障害(SAD)を併発しやすく、日照不足が症状を悪化させることがあります。適切な光療法や生活リズムの調整が有効です。

対策と治療

光療法、認知行動療法、規則正しい睡眠・食事・運動のリズムを整えることが推奨されます。また、必要に応じて抗うつ薬やホルモン調整薬の使用が検討されます。

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