喪失支援グループのプロジェクト例
喪失した大切な人への悲しみを抱える人々が集まる支援グループです。安全で落ち着いた空間で、参加者は自分の体験や感情を共有し、互いに支え合います。ファシリテーターは、悲しみ・怒り・否認といった感情を整理し、受容と癒しへ導くために様々なプロジェクトを課すことがあります。
ジャーナリング
自分の思いを書き留めるジャーナリングは、最も一般的な課題のひとつです。会合中に時間を設けて書く場合や、宿題として自宅で行う場合があります。感情を文字にすることで、心の中に溜め込んだままの思いを整理し、回復への第一歩となります。テーマ例は「なぜ怒りを感じるのか」や「笑顔になる瞬間」などです。
アート・クラフト
言葉で表現しづらい人のために、絵や工作を通じて感情を外に出すプロジェクトです。色や形で自分の気持ちを描くことで、複雑な感情を視覚化し、セラピー効果が期待できます。たとえば、好きな色で現在の気持ちを表す絵や、幸福感を呼び起こすものを描く課題があります。
雑誌コラージュ壁画
会場の壁に雑誌の切り抜きを貼り付けて作る壁画です。ファシリテーターが雑誌・はさみ・テープを用意し、参加者は「自分を笑顔にする」画像を切り抜いて壁に貼ります。数週間で壁一面に「幸せ」のイメージが広がり、視覚的に前向きなエネルギーを共有できます。
風船リリース
失った人への思いを書いたメモをヘリウム風船に結び、空へ放つ活動です。言葉にできなかった感情を外に出すことで、心の整理と癒しが進みます。
助け合い活動
地域の誰かを助けることで、参加者自身のポジティブな感情を育む課題です。ファシリテーターは「今週は少なくとも1人を助ける」宿題を出し、体験を次回の会合で共有させます。高齢者の買い物を手伝う、路上でホームレスの方に支援するなど、シンプルな行動でも相手も自分も温かい気持ちになれます。
