重度情緒障害(SED)の診断を受ける手順
Effective Collaboration and Practice Center(ECP)は、障害者教育法(IDEA)で定められた 12 の障害カテゴリの一つとして、重度情緒障害(Severe Emotional Disturbance、SED)を定義しています。IDEA では、少なくとも 6 か月間にわたり、行動や学習能力に悪影響を及ぼす複数の特徴が示されることが診断要件とされています。健康や感覚的要因で説明できない学習障害がある人、対人関係を築くことができない人、または極端で広範な怒りや抑うつ状態を示す人は、SED の診断対象となる可能性があります。SED は DSM‑IV の診断名としては認められていませんが、医師は DSM や他の障害分類を用いて、本人や子どもの適切な診断を行うことがあります。
診断手順
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日常的に自分または家族の行動を観察します。特に気分、ストレスへの反応、他者との関わり方、外見に注意し、症状が少なくとも 6 か月続いているか確認します。これらの症状が 1 年以上にわたり機能障害を引き起こすことが診断基準です。
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自己管理、地域活動、対人関係、家族関係、学業・仕事の機能に関する行動を記録する表を作成し、朝・昼・夜の各時間帯で観察結果を記入します。同じ時間帯に毎日評価し、症状の出現や悪化のタイミングを把握します。
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家族医や精神科医に相談し、本人または家族の評価を依頼します。SED の診断には精神病症状や自他への危険性が含まれる必要があります。訓練された医師が診断を行い、適切な支援につなげます。
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観察結果やステップ 2 で作成した表を医師に提示し、詳しく説明します。SED の診断には、自己管理、地域生活、社会的・家族的関係、学業・仕事のいずれか 2 つの領域で深刻な機能障害が認められることが求められます。
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過去に受けた精神健康診断の結果を医師と確認します。統合失調症、気分障害、不安障害、物質使用障害、性/ジェンダーアイデンティティ障害、衝動制御障害、適応障害、人格障害などが併存していることが多く、これらの診断がありステップ 3・4 の基準を満たす場合は、SED 診断の対象となります。
