数字スパン(作業記憶)を高める方法
概要
デジットスパンは、作業記憶と注意力を測る指標で、IQテストの一部として用いられます。作業記憶は新情報を瞬時に保持・処理する能力で、注意力は情報の符号化を助けます。ウェクスラー式知能検査(WAIS)を考案した心理学者デイビッド・ウェクスラーは、デジットスパンを作業記憶の一部と位置付けました。同様の課題は自宅でも再現でき、スコア向上や仕事・学業での集中力強化に役立ちます。
必要なもの
- トランプ一組
- 歌詞付き音楽の CD またはデジタル音源
- アコースティッククラシック音楽の CD またはデジタル音源
- グラフ用紙
手順
トランプをシャッフルし、2枚ずつ無作為に取り出して数字とスート(柄)を記録します。取り出すたびに数字を増やし、裏向きにしてから、覚えたカードの番号とスートを思い出します。結果はグラフ用紙に記入してください。
同じカード課題を、歌詞がある音楽を流しながら繰り返します。音楽が流れている間に記憶できた数字とスートの長さを記録し、無音時と比較できるようにグラフ用紙を整理します。
今度はアコースティッククラシック音楽を流しながら再度実施します。無音、歌詞付き音楽、アコースティック音楽のそれぞれでのスコアを比較し、どの条件が自分のデジットスパンに有利かを確認します。もし音楽がスコアを下げる場合は、分割注意力(言語的聴覚知覚と作業記憶)を強化する練習を続けましょう。
