OCDとセロトニン・ドーパミンの関係
強迫性障害(OCD)とは
強迫性障害は、執拗な思考や行動を抑えられなくなる精神疾患です。近年の研究では、統合失調症の約2倍の罹患率が示唆されています。主な症状は、強い不安や秩序への執着、掃除や電気のオンオフ、容器の整理などの強迫行為です。
セロトニンの役割
セロトニンは脳内で神経細胞間の信号を伝える物質で、行動の抑制に関与しています。セロトニン不足はOCDの発症に関与すると考えられています。
ドーパミンの役割
ドーパミンも神経伝達物質の一つで、過剰になると強迫症状を助長するとされています。ドーパミンの変動はパーキンソン病など他の神経疾患とも関連があります。
治療法
セロトニンを増加させ、ドーパミンを抑制する薬剤が主に用いられます。代表的な薬にはクロミプラミン、フルオキセチン、セルトラリン、パロキセチン、フルボキサミンがあります。
薬物療法だけでなく、認知行動療法(CBT)などの心理療法も併用することで、症状の軽減が期待できます。
注意点
自己診断は危険です。セロトニン・ドーパミンを調整する薬は医師の処方が必要です。治療を検討する際は必ず専門医に相談してください。
