夜更かしがもたらす影響とリスク
National Sleep Foundation の調査によると、13歳から64歳の米国成人の43%が十分な睡眠をとれていません。夜遅くまで起きていると、体重増加や血圧上昇、さまざまな疾患への罹患リスクが高まります。睡眠は、長い一日の疲れを回復させるために欠かせない生理的プロセスです。睡眠不足は医療費や生命にまで大きな影響を及ぼす可能性があります。
記憶力の低下
睡眠中に脳は新しく学んだ情報を整理・定着させますが、睡眠時間が6時間未満になるとこのプロセスが乱れます。その結果、直近で学んだことや学校で習った内容を思い出すのが困難になり、テストの成績が低下しやすくなります。
免疫力の低下
睡眠不足は白血球の数を減少させ、免疫システムの防御力を弱めます。風邪や中耳炎などの感染症にかかりやすくなるほか、成長ホルモンの分泌も減少するため、特に成長期の子どもにとっては大きなリスクです。イギリスとイタリアの研究では、1日6時間未満の睡眠者は6〜8時間睡眠の人に比べて早死にする確率が12%高いと報告されています。
日中の眠気(注意散漫)
睡眠時間が極端に短いと、日中に突然眠くなることがあります。運転中や航空管制官など、高い注意力が求められる職務での睡眠不足は致命的な事故につながる恐れがあります。
代謝への影響
睡眠不足は糖の代謝を妨げ、血中の糖が脂肪に変わりやすくなります。また、食欲を調節するホルモンバランスが乱れ、空腹感が増し高カロリー食品を過剰に摂取しがちです。結果として、肥満や過体重になるリスクが高まります。
