カタトニックの行動とは何か?

カタトニック行動は、外部環境に対して反応が乏しくなる精神運動障害です。動きや会話、その他の自発的な活動が著しく減少します。統合失調症やカタトニア、重度うつ病などの精神疾患と関連しますが、神経疾患や薬物の影響でも現れることがあります。

カタトニック行動の症状

昏睡(Stupor):刺激や指示に対する反応が極端に低下し、無言・無動になる状態。

カタレプシー(Catalepsy):筋緊張が持続し、特定の姿勢を長時間保つ。

ワクシー・フレキシビリティ(Waxy Flexibility):外部から動かすと、その姿勢をそのまま保ち続ける。

無言症(Mutism):意識はあるが言葉を発しない。

無動(Immobility):自発的な動きがほとんどなく、長時間静止する。

否定主義(Negativism):指示や要求に対して抵抗し、動作や会話を拒む。

自動服従(Automatic Obedience):逆に、意味のない指示でも過剰に従う。

定型行動(Stereotypies):繰り返し起こる不随意な動作。

カタトニック行動の原因

精神疾患:統合失調症、カタトニックうつ、精神病性双極性障害、統合失調感情障害など。

神経系疾患:脳卒中後のカタトニア、パーキンソン病、進行性核上性麻痺など。

薬物使用・離脱:覚醒剤、幻覚剤、アルコール、ベンゾジアゼピンなどの使用や離脱。

身体的疾患:甲状腺機能低下症、代謝異常、感染症など稀なケース。

カタトニック行動の治療

治療は原因疾患に応じて行います。精神疾患や身体疾患の根本的な治療が第一です。ベンゾジアゼピン系薬剤や抗精神病薬、抗うつ薬が症状緩和に用いられることがあります。さらに、電気けいれん療法(ECT)や認知行動療法(CBT)などが併用されることもあります。安全と健康を守るため、医療専門家による継続的な観察とサポートが不可欠です。

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