急に立ち上がるとめまいや星が見える理由と対策
起立性低血圧とは
急に立ち上がると血圧が急激に低下し、めまいや「星が見える」感覚が起こります。これは起立性低血圧と呼ばれ、体が姿勢変化に追いつく時間が足りないときに起きます。
起立時に血圧が下がる仕組み
横になっているときは血圧が全身に均等に行き渡りますが、立ち上がると重力で血液が足に集まり、脳への血流が減少します。血圧が十分に保てないと、めまいや立ちくらみ、最悪の場合は失神につながります。
めまいや視覚変化を引き起こすその他の要因
- 貧血:赤血球が不足すると酸素供給が低下し、脳が酸欠状態になりやすくなります。
- 脱水:体内の水分が減ると血液量が減少し、血圧が下がりやすくなります。
- 薬剤:利尿剤や降圧薬など、一部の薬は血圧低下を招くことがあります。
- 耳の疾患:前庭神経の炎症(前庭炎)などはめまいを引き起こします。
医師の診察が必要なサイン
頻繁にめまいや星が見える感覚がある場合は、基礎疾患の有無を確認するために医師の診察を受けましょう。
めまい・視覚変化を防ぐためのポイント
- 横になったり座ったりした状態からは、ゆっくりと立ち上がる。
- 急な動作は避ける。
- こまめに水分を補給し、脱水を防ぐ。
- 鉄分を多く含む食事(レバー、赤身肉、ほうれん草など)を心がける。
- 服用中の薬がめまいの原因かどうか、医師に相談する。
- 耳の異常が疑われる場合は、耳鼻科を受診する。
