作業療法士はメンタルヘルスで何をするのか?

作業療法士は、精神的、発達的、身体的な障害を持つ人々と協働し、仕事や日常生活に必要なスキルの習得・適応を支援します。米国労働省によれば、メンタルヘルス分野に特化した職場では、バスや電車の正しい乗り換え、金銭管理、ストレス対処といった日常的な課題の遂行を手助けし、依存症やうつ病のある方が無理のない範囲で働けるようサポートします。

研修・資格

  • 作業療法士になるには、最低でも修士号が必要です。州ごとに要件は異なりますが、全ての療法士は認定校を卒業し、実習を完了したうえで、全国試験(NBCOT)に合格しなければなりません。また、認定されたプログラムを修了し、免許申請を行う必要があります。

うつ病へのアプローチ

  • うつ病で機能が低下したクライアントに対し、作業療法士は過大なタスクや自己評価の低下、ワークライフバランスの問題に焦点を当てます。American Occupational Therapy Associationは、意味ある生活役割を見直し、参加と達成感を得られるよう役割を調整することが重要と指摘しています。

依存症支援

  • アルコールや薬物依存に苦しむクライアントには、依存行動と自己同一性の喪失を認識させ、薬物・アルコールに頼らない活動や喜びを再構築する支援を行います。これは「Recovery With Purpose: Occupational Therapy and Drug and Alcohol Abuse」というAOTAの報告に基づくアプローチです。

就業状況

  • 米国労働省のデータによれば、2006年時点で作業療法士は約99,000人が就業しており、そのうち一部はメンタルヘルス機関に特化、残りは病院・行政・民間機関で幅広く支援を提供しています。

必要なスキル

  • American Occupational Therapy Associationは、作業療法士に「忍耐力」と「思いやり」が不可欠だと述べています。クライアントの進歩は緩やかであることが多く、忍耐強く寄り添う姿勢が求められます。メンタルヘルス分野では、クライアントが自立し健康的に機能できるよう導くことが最終目標です。

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