Lexapro(エスシタロプラム)は何に使用されますか?
Lexapro(エスシタロプラム)は、2002年8月に米国食品医薬品局(FDA)によりうつ病および全般性不安障害の治療薬として承認されました。Forest Pharmaceuticals社が製造し、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に分類されます。
意義
うつ病や不安障害は、脳内の神経伝達物質、特にセロトニンのバランスが崩れることが原因と考えられています。
作用機序
Lexapro などの SSRI は、神経細胞でのセロトニン再取り込みを阻害し、シナプス間隙にセロトニンが十分に残るようにします。その結果、受容体への結合が促進されます。
効果
セロトニンの再取り込みが抑制されることで、神経伝達が正常化し、うつ症状や不安感の緩和が期待できます。
適応例
主にうつ病と全般性不安障害の治療に用いられますが、人格障害、気分障害、摂食障害などの治療でも、他の薬剤と併用されることがあります。
使用上の留意点
最大の効果を得て症状を改善するには、体内に一定濃度が維持される必要があります。そのため、効果が現れるまで数週間の継続服用が求められます。
