リチウム治療でよく見られる副作用

  1. 渇き(口渇)

    リチウムは塩類であるため、体内の塩分濃度が上がり、渇きを感じやすくなります。水分をこまめに摂取したり、ガムやハードキャンディで唾液の分泌を促すと対策できます。

  2. 吐き気

    服用初期や用量増加時に軽い吐き気を訴える人がいます。症状が続く場合や、服用開始後に突然現れた場合は、必ず医師に相談してください。

  3. 体重増加・むくみ

    リチウムは体内の水分保持を促すため、体重増加や足首のむくみが起こりやすくなります。食事や塩分の管理、適度な運動でコントロールしましょう。

  4. 震え(振戦)

    一部の患者では手や指の軽い震えが見られます。必要に応じて医師が低用量のベータ遮断薬などで対処します。

  5. 過剰服用のサイン

    重度の吐き気、言語不明瞭、激しい震えや歩行障害は過剰服用の可能性があります。これらの症状が出たら直ちに医療機関を受診してください。

  6. 腎機能障害

    長期間または高用量での使用は腎機能を低下させることがあります。腎臓に既往症がある場合はリチウムの使用は避け、治療中は定期的に血中リチウム濃度と腎機能をチェックします。