成人の注意欠陥障害(ADD)に用いられる薬
成人の注意欠陥障害(ADD)は、子どもの頃に始まり大人になっても続くこともあれば、思春期や成人期に初めて現れることもあります。主な症状は先延ばし、注意散漫、記憶障害、生産性の低下です。治療法はカウンセリングと薬物療法の組み合わせが一般的です。
抗うつ薬
- 米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、エフェクサー(Effexor)やウェルブトリン(Wellbutrin)は、成人ADDのオフラベル治療に使用されることがあります。
刺激薬
- メチルフェニデート(リタリン、コンサータ、デイトラナ)やデキストロアンフェタミン(アデロール、デクスドリン)などの刺激薬は、神経伝達物質のバランスを整え、ADDの症状を軽減します。
刺激薬の副作用
- 体重減少、食欲不振、睡眠障害、薬が切れたときの情緒不安定などが報告されています。
非刺激薬
- アトモキセチン(ストラテラ)は非刺激薬で、刺激薬の副作用が耐えられない患者に処方されます。また、不安症状の緩和にも効果があります。
抗高血圧薬
- クロニジン(カタプレス)やグアンファシン(テネックス)は本来高血圧治療薬ですが、成人ADDや不眠の症状を軽減することが知られています。
治療上の留意点
- メイヨークリニックによれば、子ども向けに承認されたすべての刺激薬が成人に対しても承認されているわけではありません。医師はオフラベル使用を検討することがあります。
注意喚起
- 刺激薬を使用する際は、他に服用している高血圧薬、糖尿病薬、抗うつ薬などとの相互作用に注意が必要です。必ず医師に現在の服薬状況を伝えてください。
