感情的トラウマに役立つライティング活動
感情的トラウマに役立つライティング活動
大きな人生の変化や事故、その他の出来事で感情的なトラウマを抱える人は、薬やカウンセリングに加えて創造的な方法での支援を求めることがあります。2009年10月に『Psychology Today』に掲載された記事によれば、トラウマ体験を文章化することで記憶が整理され、繰り返し思い出す頻度が減少し、心の整理が促進されるとされています。
1. 感情を書き出す日記
同誌は、患者が3日間連続でトラウマについて書くという手法を紹介しています。書くことで問題に向き合う力が高まり、書かなかった人に比べて回復が早いことが報告されました。
以下のポイントを参考に日記を活用しましょう。
- 毎日一定時間(例:30分)決まった場所で書く。
- 感情や出来事をできるだけ具体的に記す。
- 1週間続けることで、心の中の整理が進みます。
2. 書いて手放すテクニック
James W. Pennebaker の『The Power of Memoir』によれば、1日15〜20分程度、トラウマ体験を書き続けるだけでストレスが軽減し、免疫機能が向上するとされています。
書いた紙を後で破棄する方法も有効です。数日間正直に書き続けた後、紙を燃やす、シュレッダーにかける、自然に放すなどして「手放す」行為を行うことで、記憶への執着が緩和されます。
また、書いた内容に写真やイラストを貼り付けると、感情の外在化がさらに促進されます。
3. 手紙を書く
苦しみをもたらした相手や、許しを求めたい相手、あるいは自分が許したい相手に宛てて手紙を書くことは、対人関係の整理に効果的です。Amends Project(amendsproject.com)でも、手紙を書くことで許しや感謝の気持ちを表現し、心の負担を軽くできると紹介されています。
手紙は必ずしも送る必要はありません。書き終えたら保管する、燃やす、声に出して読むだけでも効果があります。
