火山噴火時の安全対策

火山噴火は飛散する破片、熱いガス、横方向の噴火、溶岩流だけでなく、土砂災害や洪水、地震、火山灰、酸性雨などの二次災害も伴います。最新情報を常に把握し、避難指示に従うことで、家族の安全を守りましょう。

噴火時の避難計画

住んでいる地域の火山が噴火した際に備えて、避難計画を立てましょう。自宅や街からの避難ルートを事前に確認し、地図を見る必要がないように暗記しておくことが重要です。避難先として、ホテルや親戚・友人の家など、滞在先を決めておきます。家族が別々の場所にいる、または避難途中で離れ離れになる可能性があるため、全員が集合できる安全な場所も設定しておきましょう。

非常用備蓄キット

火山災害用の非常用備蓄キットを常備してください。キットには以下を入れると安心です。

  • NOAA(米国海洋大気庁)の天気ラジオ(常時天気情報・注意報・指示を受信)
  • 懐中電灯と新しい電池
  • 72時間分の保存食と飲料水
  • ペット用の餌
  • キャンプ用コンロなどの簡易調理器具
  • インスリンや処方薬などの必須医薬品
  • 救急セット
  • 火山灰の吸引を防ぐ防塵マスク
  • 目を保護するゴーグル

車の安全対策

火山灰は道路上でスリップや視界不良の原因になるため、不要不急の外出は控えましょう。運転が必要な場合は、ヘッドライトを点灯し、速度を落として走行してください。出発前にウィンドシールドウォッシャー液を確認し、必要なときだけワイパーを使用します。灰がワイパーに付着するとガラスを傷つける恐れがあります。走行後はエンジンオイル、オイルフィルター、エアフィルターの交換が必要です。外に出て安全が確保できたら、ホースで車体の灰を流し落とし、ブラッシングや拭き取りは避けてください。灰は研磨性が高く、車体を傷つける原因になります。

住宅内の安全対策

窓・扉・通気口をすべて閉め、火山灰が室内に入らないようにします。屋根や雨樋にたまった灰は重さで崩壊の危険があるため、外出可能になったらほうきで軽く掃除してください。灰が空中に舞っている間は、掃除機や電気機器の使用は控えます。灰が機器内部に入ると短絡(ショート)を起こす恐れがあります。空気中の灰が落ち着いたら、室内に入った灰は掃除機で吸い取り、掃除機のフィルターは頻繁に交換してください。拭き取りは避け、灰は陶器、エナメル、ガラス、塗装面を傷つけるためです。

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