プラスチック製ボトル入り水の危険性とは?

ボトル入り水は、容器の無駄遣いや水道水との健康比較、プラスチック瓶の安全性など、さまざまな観点から議論の的となっています。噂と事実が混在していますが、事実に基づく危険は正しい使用方法で防げます。

熱への曝露

ボトルに使用されるプラスチックには、ビスフェノールA(BPA)を含むことがあります。BPAはホルモン撹乱や肥満、子どもの神経障害、がんリスクと関連付けられています。通常の使用下で水に溶出することは少ないとされていますが、シンシナティ大学の研究では、非常に高温にさらすとBPAの放出率が上昇することが確認されています。車内のように直射日光で高温になる環境にボトルを放置しないようにしましょう。

開封後は冷蔵保存

開封したボトルは、食品と同様に冷蔵保存するのが安全です。常温に長時間放置すると、口にした唾液が原因で細菌が繁殖しやすくなります。細菌が増えると、飲料自体が病原菌の温床となり、健康被害を引き起こす可能性があります。

適切な洗浄なしでの再利用

一度使用したプラスチックボトルでも、適切に洗浄すれば再利用は可能です。熱い石鹸水でしっかり洗い、十分に乾燥させてから使用してください。ベビーボトル用のスポンジなどを使うと効果的です。ただし、食洗機はプラスチックを劣化させるため避けましょう。洗浄不足や乾燥不良は、次回以降の飲料で細菌増殖の原因となります。

噂と事実

プラスチックボトルにDEHA(ジエチルヘキサン酸エステル)が含まれ、発がん性があるという情報がありますが、米国がん協会はDEHAはボトルに含まれないと確認しています。また、米環境保護庁(EPA)や国際がん研究機関(IARC)も、DEHAが発がん性を持つという証拠はないとしています。さらに、ボトル入り水を凍らせると有害物質が溶出するといった主張も誤りです。ジョンズ・ホプキンス大学のロルフ・ハルデン助教は、凍結はむしろ化学物質の放出を抑制すると指摘しています。

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