血圧測定用アームカフの正しい使い方
アームカフ(血圧計のカフ)は、医療従事者が血圧を測定するために使用する装置です。腕の血流を一時的に止め、その際に血管壁にかかる圧力を測定します。自宅で血圧を簡単にチェックでき、血圧に影響を与える疾患を持つ患者さんにも有用です。
必要なもの
- アームカフ
- 聴診器
測定手順
- カフをしっかり装着し、肘のしわの上約3/4インチ(約2センチ)になるようにします。カフと皮膚の間に衣服は入れないでください。
- 聴診器のイヤーピースを耳に装着し、前方に向けます。金属部分(胸部ピース)を上腕動脈(肘のしわの中心に走る動脈)に当てます。
- カフのゴム球(空気ポンプ)を徐々に圧迫し、上腕動脈の血流音が聞こえなくなるまで空気を入れます。血流音が止まったら、さらに一回だけ球を押し続けます。
- 球の空気を1秒あたり1/10インチ未満の速度でゆっくり抜きながら、聴診器で音を聞き続けます。最初に音が聞こえたときのカフの数値が収縮期血圧(上の数値)です。
- 音が聞こえ続ける間、さらにゆっくり空気を抜きます。音が完全に止まったときの数値が拡張期血圧(下の数値)です。
- 測定した収縮期/拡張期血圧を血圧表と照らし合わせます。120/80 mmHg 未満は低血圧、140/90 mmHg 以上は高血圧の可能性があります。
