有害物質(ハザードマテリアル)従業員向けセキュリティ啓発トレーニング

ハザードマテリアル従業員

有害物質の取り扱いや輸送に関わるすべての人はハザードマテリアル(Hazmat)従業員とみなされ、米国運輸省(DOT)のハザムトレーニングを受講しなければなりません。その中にセキュリティ啓発トレーニングが含まれます。対象者はドライバー、荷積み・荷下ろし作業員、ハンドラー、出荷準備担当者、梱包検査・修理・改造・マーキング担当者、安全管理者などです。

ハザムトレーニング

セキュリティ啓発トレーニングは、ハザム従業員教育の必須項目です。他にも一般的なハザム認識、職務別トレーニング、安全教育が求められます。職務内容に応じてドライバートレーニングや追加のセキュリティ研修が必要になる場合があります。

雇用者は、採用後または職務変更から90日以内にDOT規則に沿ったトレーニングを実施し、テストと認定を行う責任があります。従業員は3年ごとにリフレッシュトレーニングと認定を受けなければなりません。また、雇用者はすべてのハザム従業員の記録を保管する義務があります。

セキュリティ啓発

有害物質の取り扱いや輸送は事故リスクが常に伴いますが、悪意を持つ者が利用すれば多数の死傷者を出す危険があります。セキュリティ啓発トレーニングでは、リスクや脅威の認識、そしてそれらを防止する手法を学びます。リスクは危害シナリオにつながる要因、脅威はそのシナリオを引き起こす可能性のある人物や組織を指します。防止策として、リスクを低減し脅威を排除する具体的な手順を習得します。

内容と形式

セキュリティ啓発の学習・試験教材は、リスク・脅威・防止の3要素を網羅すれば形式は自由です。雇用者は自社で実施するか、外部講師を招くか、従業員が自己学習するかを選べます。教材は教室形式、実技、オンライン、コンピュータベースなど多様です。テスト合格は必須ではありませんが、雇用者は従業員がトレーニングとテストを完了したことを認定しなければなりません。

トレーニング教材

雇用者はパイプライン・危険物安全管理局(PHMSA)が提供する「What You Should Know: A Guide to Developing a Hazardous Materials Training Program」を参考に、包括的なハザム教育プログラムを構築できます。このガイドはトレーニングコーディネーターの指定、計画策定、カリキュラム作成など具体的手順を示しています。PHMSA のウェブサイトからは、全モジュールやテストを含むセキュリティ啓発トレーニング資料を無料でダウンロードできます。

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