エンジンのアルカリ洗浄方法

車体の外観を保つために洗車が必要なように、エンジンも性能を維持するために洗浄が必要です。エンジン洗浄はボディ洗浄とは異なり、バッテリーや重要部品を水から保護し、エンジン内部に水が入らないように注意が必要です。

手順

  • フードを開け、エンジンを数分間アイドリングさせて温めます。エンジンが温かい状態で作業を開始し、エンジン停止後にバッテリー端子を外し、バルブ周辺をビニールシートで覆って水の浸入を防ぎます。

  • ブラシやバキュームブロワーで緩んだ汚れを除去し、アルカリ性脱脂剤を使用して油脂やスラッジを洗い流します。酸性クリーナーは使用しないでください。洗浄後は十分にすすぎ、特に汚れがひどい部分にはアルカリクリーナーを追加で使用します。

アルカリ洗浄剤の利点

アルカリ洗浄剤は、アルカリビルダーが油脂や汚れを置換しやすく、すすぎで簡単に除去できます。主なアルカリビルダーは苛性カリ、苛性ソーダ、シリケート、炭酸塩、リン酸塩で、油を分散させ酸性スラッジを中和します。

亜鉛やアルミニウムなどの金属には使用しないでください。中程度のアルカリ性を持つシリケートや、低アルカリ性ながら高い洗浄力を持つリン酸塩は、軟金属や硬水でも効果的です。

アルカリ洗浄剤は、溶剤作用、鹸化、界面活性、乳化、分散など複数のメカニズムでエンジン内部を清掃します。

注意点

エンジンの種類に合った洗浄剤を選びましょう。リン酸塩をアルカリビルダーとしたアルカリ洗浄剤は、車のエンジンに最適です。使用後は必ず十分にすすぎ、残留物がエンジンに残らないようにしてください。残留物はエンジンの劣化を招く恐れがあります。

アルカリ洗浄剤は金属本体を傷めず、徹底的に汚れを除去できるため、エンジン洗浄のベストチョイスです。

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