インフルエンザワクチンに水銀は含まれていますか?
季節性インフルエンザワクチン
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、季節性インフルエンザワクチンには水銀は含まれていませんが、チメロサールという水銀系防腐剤が使用されているものがあります。チメロサールを含まないワクチンも製造されていますので、希望する場合は医師にその旨を伝えてください。
H1N1(豚インフルエンザ)ワクチン
2009年中頃までは、チメロサール不使用と使用の両方のH1N1ワクチンが流通していました。しかし、2009年12月時点で供給不足が起き、主にチメロサールを含むワクチンしか入手できなくなりました。含有される水銀の量はごくわずかで、ワシントン州保健局によれば安全性は確保されています。
チメロサールに関する議論
チメロサールはエチル水銀という形態の水銀で、1930年代からワクチンの防腐剤として使用されています。自閉症と水銀の関連性が指摘されたのは、体内に蓄積しやすいメチル水銀(魚や工業排水に多く含まれる)に基づくものです。一方、エチル水銀は体内に蓄積しにくく、CDCは安全性を主張していますが、長期的な影響については完全に解明されていません。
なぜ水銀系防腐剤が使われるのか
防腐剤なしのワクチンが増えている一方で、保存性を確保するために防腐剤が使用されます。米食品医薬品局(FDA)は、ワクチンが細菌や他の有害物質で汚染されるのを防ぐために防腐剤が必要だと説明しています。
インフルエンザワクチンに含まれるその他の成分
多くのインフルエンザワクチンは鶏卵で培養されたウイルスから作られます。ウイルスを卵に接種し増殖させた後、放射線で不活化(または弱毒化)し、最終的にワクチンとして使用します。
接種を控えるべき人
卵や硫黄にアレルギーがある人、過去にワクチン接種で重篤な副反応を起こした人は、接種前に医師と相談してください。必要に応じて代替ワクチン(例:卵不使用ワクチン)を選択できる場合があります。
