豚インフルエンザ(H1N1)の症状が出るまでの潜伏期間はどれくらいですか?

H1N1ウイルス(通称:豚インフルエンザ)は、2009年4月に米国で最初に確認され、同年6月11日に世界保健機関(WHO)がパンデミック宣言を行いました。遺伝子解析により、北米の豚に通常存在するインフルエンザウイルスと多くの遺伝子が類似していることが分かり、「豚インフルエンザ」と呼ばれましたが、後の研究で北米の豚に見られるインフルエンザとは異なることが明らかになっています。

症状

  • 発熱、寒気、頭痛、咳、喉の痛み、鼻水、息切れ、筋肉痛、関節痛、倦怠感、嘔吐、下痢などが報告されています。
  • 感染者は発症前1日から発症後7日まで感染力があり、他者へウイルスを伝染させる可能性があります。

感染経路

  • 季節性インフルエンザと同様に、感染者がくしゃみや咳をした際に放出される大粒子の飛沫が近くの人に届くことで感染します。
  • ウイルスが付着した表面に触れることでも感染する可能性があります。
  • H1N1感染者の呼吸分泌物や体液はすべて感染性があるとみなされます。
  • 潜伏期間は一般に1〜7日とされますが、1〜4日が最も多く報告されています。潜伏期間はウイルスに曝露した時点から症状が出るまでの期間です。

高リスク群

  • 5歳未満の子ども、65歳以上の高齢者。
  • 18歳未満で長期的にアスピリンを服用している人(インフルエンザ感染後にレイ症候群を起こす可能性がある)。
  • 妊婦。
  • 介護施設に入居している人。
  • 慢性の肺疾患、心血管疾患、肝臓疾患、血液疾患、神経系疾患、代謝障害、免疫抑制状態などを抱える人。

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