ホルターモニターとイベントモニターとは?

ホルターモニターとは

ホルターモニターは、心電図(ECG)を24時間以上にわたって連続記録する小型の携帯型装置です。主に以下のような心臓疾患の診断・経過観察に用いられます。

  • 不整脈(不規則な心拍)
  • 徐脈(心拍数が遅い)
  • 頻脈(心拍数が速い)
  • 胸痛
  • 動悸(心拍が速く感じる、または飛び飛びになる)
  • 失神

装置は首や腰に装着し、胸部に電極を貼付して心電図を取得します。記録されたデータは装置内に保存され、後日医師に送られて解析されます。

イベントモニターとは

イベントモニターは、症状が出たときにだけ心電図を記録する小型の携帯装置です。対象となる症状は以下の通りです。

  • 胸痛
  • 動悸
  • 失神
  • めまい
  • 立ちくらみ

通常、2週間から1か月間装着し、症状が現れたら装置のボタンを押して記録を開始します。記録データは装置に保存され、後で医師に送られます。

どちらのモニターが適切か

医師は患者さんの症状や既往歴を基に、最適なモニターを選択します。

ホルターモニター・イベントモニターの使用方法

医師から使用指示を受けたら、以下の点に注意してください。

  • 指示された期間、装置を装着し続ける。
  • 症状や装置使用状況を日誌に記録する。
  • 入浴や水泳など、装置の記録に影響を与える可能性のある行為は避ける。
  • 使用後は指示通りに装置を返却する。

ホルターモニターもイベントモニターも、安全で便利な心臓診断ツールです。

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