両側膝関節全置換術の術前ケア
両側膝関節全置換術は、左右両膝の関節面を人工素材で置き換える手術です。大腿骨の表面は金属、脛骨(すねの骨)の端部はプラスチックで覆われ、膝関節が滑らかになり曲げやすくなります。手術前には、以下のような準備が必要です。
検査
- 手術前に血液検査を実施し、輸血が必要な場合に備えて血液型を確認します。また、血液の基礎値が正常かどうかもチェックします。
- 胸部X線や心肺機能の評価を行い、手術に耐えられるかを判断します。
- 献血を希望する場合は、術前に鉄分サプリメントの服用が指示されることがあります。
評価
- 看護師が術後のケアについて説明し、患者さんに必要な情報を提供します。
- ソーシャルワーカーが自宅での特別な治療や機器の必要性を評価し、退院後の生活支援を計画します。
- 理学療法士が術前に膝を強化するためのエクササイズを指導し、術後の回復を促進します。
麻酔
- 麻酔科医が患者さんと面談し、手術中の麻酔方法を決定します。現在服用中の薬剤は麻酔の選択に影響します。
- 全身麻酔は患者さんを眠らせ、脊椎麻酔は脚だけを麻酔して感覚を失わせます。
医療条件
- 手術前に歯科検診を受けることが推奨されます。歯の感染は手術部位の感染リスクを高めるためです。
- 使用中の薬剤リストを提出し、特にアスピリンを含む薬は手術の2週間前までに中止するよう指示されます。
食事と飲み物
- 麻酔に影響を与える可能性のある食べ物や飲み物があります。麻酔科医の指示に従い、術前に避けるべきもののリストを確認してください。
