膝置換術後に必要な長期エクササイズ
全膝関節置換術や部分置換術後は、関節の可動域(ROM)回復と患肢周囲の筋力強化を目的としたリハビリテーションが行われます。術後の初期治療が終わった後も、進捗を維持するために自宅でのエクササイズを長期的に続けることが重要です。
関節可動域エクササイズ
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膝関節が硬直しないよう、屈伸運動を中心に行います。代表的な「ヒールスライド」は、仰向けに寝た状態で患側の足をお尻に向かって滑らせ、軽く伸びを感じたら逆方向に滑らせて伸展させます。足首に重りや抵抗バンドを加えると、太ももの前部(大腿四頭筋)やハムストリングスの筋力向上に効果的です。
筋力強化エクササイズ
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手術後の筋萎縮を防ぐため、両脚の筋力を高めるエクササイズが必要です。椅子に座り、膝を伸ばしたまま下腿を持ち上げて大腿四頭筋を収縮させる運動や、安定した手すりやテーブルを掴んで行うミニスクワットなどが有効です。これらは大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎの3大筋群を同時に鍛え、関節の可動域も確保します。体重負荷を加える場合は、必ず医師の許可を得てください。
オプションエクササイズ
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より高度な運動を行う際は、必ず医師の指示を仰ぎましょう。運動中に強い痛みや不快感がある場合は、難易度の低い代替エクササイズを選びます。例えば、大臀筋やハムストリングスの等尺性収縮(グルートセット・ハムストリングセット)は、負荷の大きい筋力トレーニングの代わりに安全に実施できます。
