肩関節置換手術に関わる要素とは?

適応理由

変形性関節症やリウマチ性関節炎など、さまざまな関節炎の患者さんが肩関節置換術の対象となります。重度の回旋腱板損傷や、以前の肩置換術が失敗したケースも手術の主な適応です。(米国整形外科学会)

手術前の準備

手術の約2週間前には、イブプロフェンやアスピリンなどのNSAIDsや、多くの関節炎治療薬の服用を中止する必要があります。これらは血液を薄め、手術中の出血リスクを高めるためです。感染予防のため、術前に抗生物質を投与することもあります。

手術の流れ

肩関節置換術は全身麻酔下で行われます。外科医は上腕骨の上端を球状の金属インプラントに置換し、肩甲骨のソケット部に金属またはプラスチックのカップを装着します。

リスク

主なリスクは麻酔に対する反応、術部感染、人工関節の不安定感や硬直です。まれに血栓や神経損傷が起こることがあります。

回復とリハビリ

入院期間は通常1〜3日です。退院後は創部を清潔に保ち、乾燥させます。術後数日から理学療法士によるリハビリが開始され、数週間から数か月にわたり徐々に可動域と筋力を回復させます。

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