脚の切断後の回復

脚の切断手術からの回復は、身体的・精神的に時間がかかります。手術前に外科医と十分に話し合い、何を期待すべきかを把握しましょう。家族や友人にも不安や疑問を共有し、回復過程では常に医師やセラピストに連絡を取り、問題があればすぐに報告してください。

創部と切痕のケア

手術後の創部管理は極めて重要で、切痕のケアは継続的に行います。医師からは切断部位や手術方法に応じた具体的な指示が出されます。手術切開部は清潔・無菌・乾燥を保ち、感染防止が早期回復の鍵です。縫合が取れるまではスポンジバスで創部を乾かし、縫合が外れた後は毎晩抗菌石鹸で洗浄し、しっかり乾燥させます。痂皮や死皮は自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。切痕は通常、むくみ抑制と人工義足装着に備えて伸縮性の包帯で巻かれます。縫合除去後は医師の指示に従い、優しく擦ったりマッサージしたりして皮膚の過敏症を和らげます。

リハビリテーション

手術後1~2日以内にリハビリが開始されます。義足を装着する前は、関節拘縮を防ぐためのストレッチが中心です。理学療法士はベッドから車椅子、立位への移乗訓練や、重心変化へのバランス調整を指導します。また、立位耐久性の向上、歩行練習、段差や不整地の歩行、階段昇降、義足の装着・使用方法まで段階的にトレーニングします。

心理的ケア

脚の切断後はうつ、恐怖、不安、自己評価の低下など心理的課題が生じやすいです。感情や不安については遠慮せず医師に相談し、必要に応じてカウンセリングを受けましょう。Amputee Coalition of America などの支援団体や地域のサポートグループへの参加も有効です。さらに、ソーシャルワーカーに相談すれば、金銭面の支援や日常生活のサポートプログラムについて情報提供を受けられます。

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