扁桃腺摘出の判断基準とは

扁桃腺は喉の奥にある2つの厚いパッドで、口に入ったウイルスや細菌から体を守る役割があります。しかし、扁桃腺自体が感染(扁桃炎)したり、他の問題が頻繁に起きると、摘出手術(扁桃腺摘出術)を検討することがあります。摘出は主に小児で行われますが、大人でも必要になる場合があります。手術にはメリットとリスクがあるため、十分に検討することが重要です。

摘出を検討すべき状況

  1. 医師と相談し、他の治療で改善しない扁桃炎がある場合は、摘出を検討します(Mayo Clinicの推奨)。

  2. 頻繁に重度の喉の感染が起こり、日常生活に支障をきたす場合。子どもの場合、1年で7回以上、2年で5回以上、または3年間で毎年3回以上の感染が続くと摘出の対象となります。

  3. 扁桃腺が肥大し、呼吸・睡眠・嚥下に支障を来す場合。肥大した扁桃はいびきや睡眠の質低下を招き、大人は眠気、子どもは行動問題の原因になることがあります(American Academy of Otolaryngology–Head and Neck Surgery)。

  4. 扁桃腺に腫瘍やがんが見つかった場合は、医師の指示に従い摘出が必要です。

  5. 手術のリスクを理解することも重要です。麻酔への反応、過度の出血、感染の可能性があります。回復期間は子どもで約2週間、成人は痛みが1か月以上続くこともあります。医師と十分に話し合い、摘出の是非を判断しましょう。

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