子宮内膜症手術後の出血について
子宮内膜症は手術なしでは診断が難しく、手術を行わずに治療することも困難です。手術後に出血が起こることがありますが、ある程度は正常であり、重篤な出血もあります。
腹腔鏡手術(ラパロスコピー)
子宮内膜症の診断に用いられる手術は腹腔鏡手術です。小さな切開からカメラ付きのスコープを骨盤腔内に挿入し、病変の範囲を確認すると同時に、内膜症によってできた癒着を除去します。
手術中の制御不能出血
腹腔鏡は比較的安全な日帰り手術ですが、制御できない出血が起こるリスクがあります。出血が止まらない場合は、止血のために開腹手術へ切り替える必要が出てくることがあります。
切開部からの出血
手術後に切開部から血液がにじむことがありますが、出血が続くようであればすぐに医師に連絡してください。液体が少量にじむ程度は許容範囲ですが、明らかな出血は異常です。
膣からの出血
手術後の膣出血や点状出血、分泌物は数週間続くことがあります。出血が大量であったり、血餅(血の塊)が混じる場合は、早めに受診し、創部の治癒状態を確認してもらいましょう。
まとめ
看護師や医師から説明された範囲と異なる症状が見られたら、すぐに受診または電話で相談してください。腹腔鏡手術は子宮内膜症の症状改善に有効な一般的な手術ですが、術後の回復を確実にするために適切なフォローが必要です。
