男性の生殖健康を守るための検査と手術ガイド
前立腺検査
50歳以上の男性は前立腺がんの早期発見のために定期的な前立腺診察が推奨されますが、若年層でも精液生成に関わる前立腺の状態を把握するために受診すると有益です。指診により前立腺炎や前立腺肥大の有無を確認し、これらが精子の産生や生殖機能に与える影響を評価します。
不妊検査(精液検査)
パートナーに妊娠ができない場合の第一ステップとして行うのが精液検査です。自宅で採取した精液を専門機関に提出し、精子濃度・運動率・形態などを分析します。市販のキットや低価格のクリニックでも基本的な濃度測定が可能で、詳細な分析は専門施設で受けられます。
精巣検査
前立腺検査と同様に、医師が手指で精巣を触診し、腫瘍やしこりの有無を確認します。自分でも毎月のセルフチェックが推奨され、精巣・精巣上体・精管を丸く滑らかで左右対称の大きさか確認します。異常が見つかった場合は血液検査や画像診断でがんやその他の疾患を除外します。
精管切除(精管結紮)
精管を外科的に閉鎖することで、精子が射精時に体外へ出るのを防ぎます。避妊目的で行う手術で、一度施術すれば長期的に高い効果が期待でき、将来的に再開したい場合は再手術が必要です。
精巣がん手術
精巣がんやその他の異常が生殖機能を阻害する場合、外科的に腫瘍を除去します。まずは診断的精巣手術を行い、必要に応じて陰嚢経路または鼠径部からの切除を実施し、機能保存や再建を目指します。
