肩関節置換術後のエクササイズガイド

肩関節置換術を受けたら、筋力と可動域を回復させるために適切なリハビリが重要です。医師から術後すぐ(通常は手術翌日)に開始すべき運動や実施すべきエクササイズの指示が出ます。入院中または外来で理学療法を受けることがあります。医師や理学療法士の指示に従い、運動の種類・頻度・回数を守りましょう。

握力強化

手の握力を高め、血行を促進することで血栓予防にもつながります。医師または理学療法士の指示に従い、適切なサイズと硬さのゴムボールをしっかり握り、10秒間保持してから離します。これを1回あたり30回、1日3回行うのが一般的です。

肩甲骨の後退運動

肩甲骨周りの筋肉を強化し、肩の可動性を向上させます。背筋を伸ばして立ち、肩甲骨を背中の中心に向かって引き寄せるようにします。「はさむ」感覚で10秒間保持し、ゆっくり緩めます。30回を1日3回行うことが推奨されます。

アームペンデュラム

影響を受けた腕をリラックスさせながら軽く振ります。健側の手をテーブルに置き、上体を前傾させます。患側の腕は肩から自然に垂らし、手で小さな時計回りの円を15回、反時計回りの円を15回描きます。合計30回を1日3回行うのが目安です。

継続的な実施の重要性

肩関節置換術後は、医師が指示したリハビリプログラムを継続的に行うことが成功の鍵です。数か月にわたり毎日エクササイズを続け、指示された期間が終わるまで中止しないでください。術後すぐに体調が良く感じても、過度に負荷をかけると長期的な回復に悪影響を与える可能性があります。

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