結腸生検の痛みと対処法

大腸内視鏡検査(コロノスコピー)で異常が疑われる部位の組織を採取し、病変の有無を調べる検査を「結腸生検」といいます。組織採取時や検査後に痛みや不快感を感じることがありますが、ほとんどは一過性です。

結腸生検の手順

大腸内視鏡を肛門から挿入し、徐々に結腸まで進めます。内視鏡の作業チャンネルに生検鉗子(はさみ)を通し、疑わしい粘膜や組織を少量取り除きます。

生検中の痛み

検査中は空気や二酸化炭素を腸内に注入するため、腹部の膨満感や軽い痙攣が起こります。米国国立衛生研究所(NIH)でも、これらは一般的な反応とされています。

生検後の痛み

検査終了後に腹部の膨満感や軽い痙攣を感じることがあります。また、検査前に腸内洗浄剤を使用した影響で、直腸部の刺激感や軽い痛みが生じることもあります。

注意すべき症状

米国糖尿病・消化器・腎臓病研究所(NIDDK)によれば、激しい腹痛に発熱や血便が伴う場合は、腸壁の損傷や穿孔(穴が開く)を疑うべきです。その際は速やかに医療機関を受診してください。

疼痛対策と治療

検査前に鎮静剤や鎮痛剤が投与され、検査中および検査後の不快感を軽減します。腸穿孔が確認された場合は外科的修復が必要です。

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