リリーフバンドとは
鍼灸に起源を持つ指圧(アキュプレッシャー)は、内手首にあるP6(内関)というツボを刺激することで、乗り物酔いの主な症状である吐き気を軽減するとされています。薬を使わない非侵襲的な対策として、専用のリリーフバンドが注目されています。
バンドの選び方
研究結果の比較
カナダ麻酔学会誌が報告した2005年のAidah Alkaissi博士の研究では、指圧が女性の乗り物酔い緩和に有効であると示されました。2002年のAmy Wesley氏の研究(Human Factors and Ergonomics Society Proceedings)でも、シニア層に対しSeaBands® が効果的と報告されています。一方、2004年の航空医学協会によるKristen Miller・Eric Muthの研究では、Acuband™ と ReliefBand® は正しく装着しても効果が見られなかったと結論付けられました。
このように、個人差やブランドによって効果はまちまちですが、多くの利用者がシンプルな指圧バンドで症状の改善を実感しています。
実際に店頭で確認するポイント
- 腕にぴったりとフィットし、内側に小さな硬いボタンが付いているものを選ぶ。
- ボタンは手首の内側にある二本の腱の間に配置し、指3本分手のひら側から測った位置に合わせる。
- カバーが布製でカラー展開が豊富なものは装着感が良く、10ドル以下の価格帯を目安にする。
自作バンドの作り方
自分でバンドを作れば、コストを抑えつつ効果を確かめることができます。以下の手順で簡単に作れます。
- 幅0.5インチ(約1.3cm)の伸縮性ゴムバンドを用意し、手首に合わせて適切な長さにカットする。
- 小さなベルクロテープまたは粘着テープを両端に取り付け、装着・脱着がしやすいようにする。
- 内側の中央に、硬めの丸いボタンを縫い付ける。ボタンがP6ツボに正しく当たるよう、手首を拳で閉じたときに浮き上がる二本の腱の間に位置させる。
- 装着後に痛みや血行障害がないか確認し、必要に応じてボタンの位置や締め具合を調整する。
自作バンドでも、適切な圧力がかかりつつ不快感がないことが重要です。まずは短時間使用し、効果と快適さを確かめてから長時間の移動に活用してください。
