コロイド銀の安全性について
一部ではコロイド銀が細菌と戦い、免疫を高め、がんやHIV/AIDS、眼疾患などの治療に効果があると信じられています。しかし、ハーバード医科大学とメイヨークリニックの報告は、コロイド銀に有効性を示す証拠はなく、むしろ健康を損なう可能性があるとしています。
コロイド銀とは?
コロイド銀は、宝石や食器に使用される銀の微細粒子を水などの液体に分散させたもので、自然由来の抗菌剤として販売されています。
予期しない副作用
ハーバード医科大学のプレスリリースによると、頭痛や胃腸障害、皮膚が青灰色に永久変色する「アルジア」などが報告されています。摂取期間が長くなるほど銀が体内に蓄積し、変色が進行します。
稀な副作用
メイヨークリニックのブリント・バウアー医師は、稀に発作や神経障害、腎障害、皮膚刺激が起こる可能性があると指摘しています。
薬剤との相互作用
同医師は、チロキシンやテトラサイクリン系抗生物質、ペニシラミン、キノロン系薬剤などとコロイド銀が相互作用し、効果を減弱させる恐れがあると述べています。
体内への蓄積
コロラド州立大学獣医学部のナーダ・ロビンソン博士は、動物実験で銀が皮膚、肝臓、脾臓、副腎に多く蓄積し、脳や筋肉にも少量が残ることを確認しています。
