RAI治療後に選びたい自然な甲状腺代替法
RAI(放射性ヨウ素)治療とは
甲状腺疾患に対しては、I-123 と I-131 の2種類の放射性ヨウ素(RAI)治療が用いられます。どちらも経口投与です。I-123 は甲状腺細胞に害を与えず、診断目的で使用されます。一方、I-131 は甲状腺細胞を破壊し、過活動甲状腺には低用量、甲状腺がんには高用量が投与されます。RAI治療を受けたほとんどの患者は、治療後に甲状腺ホルモンの補充が必要となります。
RAI治療後の自然な甲状腺サポート
RAI治療後は、甲状腺機能低下(甲状腺機能低下症)を発症しやすく、自然療法が注目されています。以下は、自然な方法で甲状腺機能を支えるポイントです。
1. ヨウ素を含む食事
甲状腺はヨウ素が不可欠です。食塩にヨウ素が添加されている国も多いですが、食事からも積極的に摂取しましょう。赤身肉、卵、ヨーグルト、オートミール、魚介類、バナナ、パセリなどがヨウ素の良い供給源です。
2. ココナッツオイルの活用
多くの甲状腺機能低下症患者がココナッツオイルを取り入れています。確かなメカニズムは不明ですが、Dr. Ray Peat は、動物性脂肪をココナッツオイルに置き換えることで、甲状腺ホルモン生成に必要な酵素が活性化される可能性を指摘しています。
3. 自然由来の甲状腺ホルモンサプリメント
健康食品店で販売されている自然由来の甲状腺ホルモンサプリメントも選択肢の一つです。食事改善、ココナッツオイル、サプリメントを組み合わせることで、相乗効果が期待できます。
4. 医師のフォローは欠かさない
自然療法だけで十分な場合もありますが、RAI治療後は甲状腺機能が著しく低下することもあります。そのため、血液検査を定期的に受け、医師と相談しながら進めることが重要です。自然療法で効果が見られない場合は、合成甲状腺ホルモン(例:Synthroid)への切り替えが必要です。
