カンフルオイルは有毒ですか?
カンフルオイルはカンフルの木から採取され、樹皮、木材、根部を蒸留して抽出されます。古くから様々な症状の治療に利用されてきましたが、内部から摂取すると有毒です。
歴史
米国食品医薬品局(FDA)は、カンフルオイルの経口摂取が有毒であることを認識し、1980年にカンフルオイルを含む製品の販売を禁止しました。1983年に規制が緩和され、11%以下の濃度であれば外用製品の販売が許可されました(米国小児科学会)。
種類
エッセンシャルオイルとして市販されているカンフルオイルは、白、茶、黄の3色があります。茶色と黄色のオイルは発がん性と毒性が高く、白色のものは比較的低毒で医薬品に使用されます。FDA承認の製品には、外用の抗炎症剤や鼻づまり解消用の軟膏などがあります。
注意事項
FDA承認の市販外用製品でも、使用者によっては接触性湿疹や皮膚刺激などの副作用が起こります。テキサス大学エルパソ校は、妊娠中・授乳中の女性はカンフルオイルを含む製品の使用を避けるべきだと指摘しています。
影響・中毒症状
カンフルオイル中毒の兆候には、皮膚刺激、口や喉の灼熱感、痙攣、筋肉の痙攣やけいれん、吐き気、呼吸困難、意識喪失、腹痛などがあります。適切な処置が行われない場合、致命的になることもあります。
