Vicks Vaporubは爪真菌症を治すことができるか?
爪真菌症は、湿った暖かい環境で繁殖する微細な真菌が原因で起こります。ロッカールームやシャワールーム、プールなどで足を通すと、真菌が爪に侵入し感染します。爪が厚くなり、変色して崩れやすくなります。見た目が悪く、重症になると痛みを伴うこともあります。多くの場合は医師の治療が必要ですが、Vicks Vaporub(ビックス・ヴェイパーラブ)などの家庭療法が効果を示すことがあります。
治療法
通常は医師が処方する経口抗真菌薬で治療しますが、一部の患者はVicks Vaporubを使用しています。メイヨークリニックによると、Vicks Vaporubの主成分であるメンソール、カンフル、ユーカリ油には抗真菌効果があり、真菌の増殖を抑えて健康な爪の成長を促す可能性があります。患部の爪に毎日塗布する方法です。
研究結果
ミシガン大学の研究では、85名中32名がVicks Vaporubを毎日使用した結果、爪真菌症が治癒しました。治癒までに5〜16か月かかり、他の治療法と同程度の期間です。Consumer Reportsは、同じ成分を含む他の医薬品系軟膏でも同様の効果が期待できると報告しています。
メリット
Consumer Reportsによると、Vicks Vaporubは副作用がほとんどなく、経口薬に問題がある人に適しています。メイヨークリニックは、経口抗真菌薬が皮膚発疹や肝障害を引き起こすことがあると指摘しています。心不全や肝疾患の患者は経口薬を使用できないことがあるため、Vicks Vaporubは代替手段となります。
代替手段
Vicks Vaporub以外にも家庭療法があります。メイヨークリニックは酢(ビネガー)による足湯が有効とする意見を紹介しています。酢は特定の細菌の増殖を抑えることが確認されていますが、爪真菌症に対する直接的なエビデンスはありません。酢1部に対し温水2部で足を20分間浸し、よく洗い流して乾かします。刺激が強い場合は水で薄めて使用します。
注意点
Healthy Skin Guideによると、Vicks Vaporubは米国食品医薬品局(FDA)から爪真菌治療用として承認されていません。また、製造元も爪真菌の治療目的での使用は推奨していません。
