甲状腺機能低下症の自然療法
甲状腺機能低下症とは
甲状腺機能低下症は、甲状腺が十分に働かず、必要なホルモンであるチロキシンが不足する状態です。チロキシンは体のほぼすべての機能を調整します。特に50歳以上の女性に多く見られます。主な症状は、うつ状態、倦怠感、だるさ、便秘、寒さに対する過敏、髪や爪のもろさ、むくみ、声の変化、体重増加などです。標準的な医療と併用できる自然療法もあります。
ハーブ療法
ハーブや薬剤は、主要な薬理作用に基づいた「治療範囲(Therapeutic range)」で用量が決められます。治療範囲は、最小の有効量から安全な最大量までを指し、ハーブは一般に毒性が低く、過剰摂取による深刻な副作用はまれです。推奨量を守り、過剰に摂取しないようにしましょう。
- ブラックコホシュは、甲状腺機能低下に伴う様々な症状の緩和に役立ちます。
- ケルプはヨウ素の豊富な供給源で、甲状腺の正常な働きをサポートします。製品の表示に従って使用してください。
- 伝統的な中国薬剤として、以下の3つがよく用いられます。
- 「寒肢湯」:手足の冷え、寒さへの過敏、倦怠感、下痢、渇望不全を改善します。
- 「金匱腎気丸」:頻尿や失禁など、甲状腺機能低下に伴う排尿障害に効果があります。
- 「真武湯」:胃痛や下痢の緩和に非常に有効です。
- 免疫系を刺激するハーブは避けましょう。例として、アメリカ人参、アストラガルス、竹、ゴボウ、菊、エキナセア、ショウガ、ジンセン、ケルプ、レモンバーム、母なる草(オトメギク)、シベリア人参、ウィートグラスなどがあります。
その他の提案
- 合成チロキシンの代替として、豚由来の自然由来製剤があります。処方箋が必要で、健康食品店で販売されている類似品とは異なります。
- 大豆製品の大量摂取は避けましょう。大豆に含まれる成分が甲状腺ホルモンの利用を妨げる可能性があります。また、加工食品や精製された食品も控えることが望ましいです。
